People先輩×後輩対談Bosses and Subordinates

この人こそ、ロールモデルだ。
そう思える先輩と出会えました。

2022年、責任者と新卒社員として出会った先輩社員/村井さんと後輩社員/渡辺さん。切磋琢磨し合いながらホテル運営に取り組んできた2人に、お互いの人柄や仕事振りなどについて語ってもらいました。

  • 後輩/渡辺さん

    2022年新卒入社。『ホテルマイステイズプレミア浜松町』スタッフを経て『ホテルマイステイズプレミア大森』へ。浜松町時代の先輩社員村井さんをロールモデルとして、その背中を追いかけている。

  • 先輩/村井さん

    2014年中途入社。『ホテルマイステイズプレミア赤坂』スタッフを経て『ホテルマイステイズプレミア浜松町』マネージャーに。現在はフラッグシップホテルである『ホテルマイステイズプレミア赤坂』で支配人を務めている。

Interviews 01

マネージャー(支配人)と新卒社員の出会い。

お二人の出会いは2022年。ホテル責任者と新入社員として出会ったんですよね。

  • そうです。僕の初めての配属先が『ホテルマイステイズプレミア浜松町』で、そのマネージャーを務めていたのが村井さんでした。
  • 僕は当時『ホテルマイステイズプレミア浜松町』と『ホテルマイステイズ浜松町』、2つのホテルのマネジメントを手掛けていました。渡辺くんの第一印象はとにかく明るい好青年だなと。いい新人が入ってきたなと率直に思いました。
  • ほんとですか、嬉しいな。僕にとって村井さんは入社当時からロールモデルで、心から「こうなりたい」と思える存在です。初めて社会に出て、そう思える上司と出会えて、本当に感謝しています。
  • 光栄だけど、どういうところをそんなに評価してもらえているんだろう(笑)。
  • すべてにおいて尊敬していますが…、例えば、スタッフをすごく大切にしてくれるところ。メンバーみんなが村井さんを慕っていて、ホテル全体のチームワークが良いと感じます。従業員同士の関係も良好なので、村井さんが異動(後述)される際には、一足先に異動していた僕にも声をかけてもらい、送別会に参加させてもらえました。
Interviews 02

やさしいだけじゃない。それがマネジメント力。

村井さんは、どんな上司でしたか。やさしいから慕われていたのでしょうか?

  • ただやさしいだけじゃなくて、オンとオフのメリハリがある、と感じます。仕事モードの時は、村井さんがいるとピリッと気が引き締まって、ほどよい緊張感と安心感がある。でも、オフタイムは等身大の関西弁でみんなを和ませてくださいます。
  • オンとオフの切り替えというのは、意識的にやっていたかもしれないな。仕事中、ずっと気を張り詰めていたら持たないし、バックヤードで手が空いている時には、できるだけ気軽に世間話を交わすようにしたり、シフトが合うときにはこちらから声をかけて軽く飲みにいったり。
  • 『ホテルマイステイズプレミア浜松町』ではレストラン運営を外部に委託しているのですが、委託スタッフの方々とも大切にコミュニケーションを交わされていたことが印象に残っています。もちろんお客様対応もとても素晴らしくて、バックヤードでの村井さんの電話対応に耳を傾けていると、すごいなと思ったことが何度もありました。
  • 自分で言うのもなんだけど(笑)、そうやって周囲の先輩たちの仕事ぶりを観察して、いいと思ったところを吸収していくというのも成長の秘訣だね。
Interviews 03

「ちゃんと質問する」のが、成長の早道。

先輩である村井さんから見て、渡辺さんはどんな後輩でしたか?

  • 彼のいいところというのは、人当たりの良さだけではないんですよ。例えば「やるべきことは責任を持ってやり遂げる」ところ。上司の立場からすると、そういう部下には安心してどんどん物事を任せていける。つまり、早い段階から多くの経験を重ねていくことになるので、成長も早いんです。彼の場合、大体半年くらいで一通りの業務はできるようになり、ある程度自分で判断して動けるようになっていたと思いますね。
  • 嬉しいです(笑)。分からないことも多くて、毎日のようにいろいろなことを質問させていただきましたよね。
  • 分からないことを分からないままにせず、「ちゃんと質問する」というのも大切なことだからね。渡辺くんの場合は、先輩たちにちゃんと聞いて、ちゃんと理解しようとした。質問の仕方も「自分はこう思うのですが、どうしたらいいでしょうか?」というふうに変わっていった。それがステップアップにつながっていったと思うんだ。
  • …(照)。僕、1年目の時に村井さんと同じ髪型にしていたんですよ。こういう上司になりたい、まずは見た目をマネしてみようと。他のスタッフさんから「後ろから見ると村井さんみたい」と言われて、一人で喜んだりしていました。
  • それ、当時は全く気づかなかった(笑)。光栄です。
Interviews 04

若手が意見を発信し、上司がそれを取り入れる。

村井さんが感じた、渡辺さんの「成長の瞬間」というのはありますか?

  • 日々いろいろな瞬間がありましたが…、例えば、入社1年目からアメニティなどの消耗品の仕入れなども任せていたのですが、入社2年目に入ったばかりの頃に「物品について、最低1ヶ月分くらいをストックしておきませんか」という提案をしてくれたことがありました。あれは嬉しかったですね。
  • お盆や年末年始などには、消耗品の仕入れ先も長期休暇に入ります。その間は物品の補充ができないから、それを見越して補充しておくべきなのですが、時には「足りなくなるのでは」とヒヤヒヤする場面もありました。入社2年目のGWに、そのヒヤヒヤを経験しちゃったんですよね。
  • でも、それを「ヒヤヒヤしたなあ、なんとか切り抜けられて良かった」で終わらせなかったのが素晴らしかった。1ヶ月分の消耗品をストックしておくというのは、言葉でいうほど簡単なことじゃない。そのための場所をどこに確保するかなども考えた上で提案してくれたから、すぐにGOを出すことができたんだ。
  • 一時的とはいえ仕入れコストもかかる話なのに、まだまだ駆け出しの僕の意見を取り入れていただけて嬉しかったですね。僕にとって自信につながる出来事でした。
Interviews 05

お互い、新たなフィールドへ。

お二人とも、現在は別々の場所に勤務されているんですよね。

  • はい。僕は入社2年目の7月に『ホテルマイステイズプレミア大森』に異動になりました。客室数は232で、浜松町時代の約2倍になりました。売掛金管理(ホテル予約サイトなどに入金された宿泊料の管理)などにも携わるようになり、仕事領域も広がりました。
  • 彼が異動するときには寂しさもありましたが、嬉しさのほうが大きかったですね。若いうちから様々な場所で、様々な経験を重ねていけるのが当社のいいところですし、より規模の大きなホテルを経験することは今後につながる糧になるはずですから。大森のスタッフやエリア統括から「渡辺くん、頑張っているよ」なんて聞くたびに嬉しく思っています。
  • 僕も寂しかったのですが、挑戦の機会をいただけたことはやっぱり嬉しかったです。そういう村井さんも同じ年の11月に『ホテルマイステイズプレミア赤坂』に異動になって、第一報を聞いたときにはびっくりしましたよ!
  • 『ホテルマイステイズプレミア赤坂』は客室数327室。お客様の数もスタッフの数もぐんと増えました。まだ着任したばかりだから、僕にとっても新しい挑戦だね。
Interviews 06

切磋琢磨し合って、キャリアを切り拓く。

お二人が感じる当社の魅力、そして今後の目標について教えてください。

  • 第一に挙げたいのは、やっぱり『人間関係の良さ』ですね。僕自身がそうだったんですが、新卒社員にとって、どういう人と働くかというのはとても気になるはず。その点、僕はこの会社を選んで本当に良かったと思っています。
  • そうだね。もちろん人間関係というのは人によって感じ方が違うものだけど、マイステイズの場合は全国に様々なホテルを運営していて、管理部門にもキャリアの道が広がっている。社内公募などを通じて、より自分に合った活躍の場へとキャリアチェンジを図ることもできるしね。
  • ただ、僕としてはまだまだ現場で経験を重ねていきたいですね。お客様と接していたい。それが好きで、ホテル業界を選んだので。
  • 僕も同じだね。きれいごとに聞こえるかもしれないけど、お客様から「ありがとう」「また来るよ」という言葉をいただけるのが一番のやりがいで、それがこの仕事を続けている理由だから。
  • いつか村井さんみたいなマネージャーになるのが僕の目標です!
  • ありがとう。でも、渡辺くんはそのままで大丈夫。等身大の自分の良さを活かしていけばいいんだよ。お互い、これからも切磋琢磨していこう。