調理師として、切磋琢磨し合える同期がいる。
尊敬できる上司がいる。先輩たちがいる。
マイステイズ・ホテル・マネジメントの一員として、調理師・キッチンスタッフとしての第一歩を踏み出した2023年入社の同期たち。大阪・札幌で活躍中の3名に、それぞれの思いを語ってもらいました。
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門林さん
2023年4月入社、調理専門学校卒。『アートホテル大阪ベイタワー』調理師。趣味は音楽を聴くこと。休憩時間には先輩と音楽談義で盛り上がる。オフの日は同期を連れて出身地:大阪を案内することも。
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齋藤さん
2023年4月入社、高等学校卒。『アートホテル大阪ベイタワー』調理師。「オタク」を自称するインドア派で、オフの日はゆっくり絵を描いて過ごすのが定番。現在、初めての一人暮らしを満喫中!
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伊東さん
2023年4月入社、調理専門学校卒。『ホテルマイステイズプレミア札幌パーク』調理師。学生時代に同ホテルの和食レストランを訪れその雰囲気に魅了されたことが、和食の道に進むきっかけとなった。
料理も、人間関係も。たくさんの魅力を持つ会社。
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門林さん
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齋藤さん
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伊東さん
みなさんの入社理由を教えてください。
- 私の場合、そもそも和食の調理師をめざしたきっかけになったのが、現在勤めている『ホテルマイステイズプレミア札幌パーク』の『うなぎ 仲じま』でした。専門学校の1年生の時にテーブルマナー講習会でこのお店を訪れて、お料理のおいしさや美しさに感動したことが、私の原点ですね。
- 確か今の上司の方とも、専門学校時代からご縁があったんですよね。
- そうです!現在の上司である仲田料理長が私たちの学校に講師として来てくださって、懐石料理の基礎を教えていただく機会があったのですが、ユーモアを交えて私たち生徒を楽しませつつ、技術については分かりやすく丁寧に指導してくださって。その時から「この人のもとで働きたい!」と思っていました。その後、企業研修にも参加して、本気で入社を志望するようになったんです。
- すごい!なんだか運命的なものを感じますね。僕の場合は、大阪の調理専門学校に通っていたこともあり、就活時には真っ先に『アートホテル大阪ベイタワー』が浮かびました。
- 僕の場合は高卒での就職だったので、学校斡旋で当社を紹介してもらって。出身は滋賀なんですが、せっかくなら大阪に出てみたかったですし、ひとつの店舗ではなく「マイステイズ・ホテル・マネジメント」という大きな会社に就職できるというのも嬉しかったですね。
大阪の夜景を一望できる、最上階のレストラン。
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門林さん
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齋藤さん
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伊東さん
大阪勤務のおふたりのお仕事内容を教えてください。
- 僕と門林さんが勤めているのは『アートホテル大阪ベイタワー』の最上階、51階にあるレストラン『スカイビュッフェ51』です。
- ビュッフェなのでメニューはバラエティに富んでいて、朝食・ランチ・ディナーとそれぞれの時間帯によって趣向も異なっています。幅広い料理に触れられるので、僕たち駆け出し調理師にとってはすごくありがたい職場環境です。
- 僕たちは火を通さない、いわゆるコールド料理を担当させてもらっている段階です。最近では、人気メニューのひとつ、カリフォルニアロール風の押し寿司の調理なども任されています。
- この押し寿司、実は担当する調理師によって少し作り方が違うんです。もちろん材料もレシピも同じなんですが「だし巻き卵」「アボカド」「カニマヨ」などの具材をどんな順番で並べていくか、といった細かいところに個性が出るんです。
- そのノウハウについては、僕たちもよく相談し合いました。「卵を上に乗せると切りやすいよ」「こういう並べ方だと食べる時に崩れにくいよ」とか。もちろん先輩たちにも質問しますが、同期同士だとより気兼ねなく相談できるんですよね。
- 基本的に齋藤くんが早番、僕が遅番に入ることが多いので、新しいメニューがスタートした日には一足先に経験した齋藤くんに「どんな料理だった?」「コツはある?」ととめどなく質問しています(笑)。お互いにフォローし合いながら頑張っています。
『八寸場』からスタートした、和食のキャリア。
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門林さん
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齋藤さん
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伊東さん
札幌勤務の伊東さんのお仕事内容を教えてください。
- 私が勤務しているのは『ホテルマイステイズプレミア札幌パーク』の和食レストラン『うなぎ 仲じま』です。名前が示す通り、うなぎをはじめとする和食や日本酒・ワインといったお酒を楽しめるお店です。
- 和食の厨房って、『持ち場』の名前も洋食とはちょっと違うんですよね。
- その通り!和食の調理師にとって最初の持ち場は『八寸場(はっすんば/前菜・盛り付け担当)』ですね。私もここで、まずは盛り付けからスタートし、最近では小鉢やサラダといった料理も任せてもらえるようになりました。
- なんだかカッコいい響きですね。和食というと、なんとなく職人の世界なのかなとイメージされたりすることが多いような気もするんですが、上司や先輩たちとの関係性ってどういう感じですか?
- 私の上司である料理長は、なぜか直接褒めてくれることは少ないんです(笑)。でも、同僚に「伊東さんは気配り・目配りがすごく上手だから、そういう部分を吸収していくといいよ」なんておっしゃってくださることが多いみたいで、同僚を介してそういう情報が伝わってきます…(笑)。
- すごいな、敢えてそうしていらっしゃるのかもしれないね。料理長さんがそんなふうに言ってくれると、周りの人にも伊東さんの良さが伝わるし。
- 確かに。そういうことが耳に入るたびに、やる気が湧いてきます。
ともに成長し続けていける研修プログラム。
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門林さん
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齋藤さん
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伊東さん
当社は教育体制が充実していると思いますが、最近受けた研修はいかがでしたか?
- 私と門林くんは、つい最近も研修で顔を合わせました。専門卒・大卒の同期が集まる合同研修で、調理師だけではなく料飲部門(レストランでの飲食サービスを手掛ける部門)のメンバーとも一緒に学べたことで、大きな刺激を受けました。
- 研修そのものの内容もすごく面白かったですね。フィッシュ哲学(アメリカ生まれのマネジメント哲学)に基づくプログラムで、調理師としてだけではなくビジネスパーソンとして、仕事に対する意識や向き合い方について学ぶことができました。
- 研修は学びの機会だけではなく、全国の同期が顔を合わせる貴重なコミュニケーション機会でもありますね。みんながそれぞれの職場で頑張っていることが分かって嬉しかったです。
- 会社のことを知るという意味でも、有意義でしたね。
- 私はもともと、今の勤務先である『ホテルマイステイズプレミア札幌パーク』に就職したという感覚が強かったのですが「7000人もいる会社の一員なんだ」「いろいろな場所で、いろいろなプロフェッショナルが活躍しているんだ」って、圧倒されましたね。
- 僕の場合は、高等学校卒の同期たちとフォローアップ研修を受けました。調理師としてはもちろんですが、身だしなみや接客マナーについてなど、ホテルスタッフとしての在り方を学べる貴重な機会を頂けて有難かったです。
励まし合い刺激し合って成長していきたい。
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門林さん
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齋藤さん
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伊東さん
今後の目標などについて教えてください。
- まずは八寸場担当として一人前になることが最初の目標ですね。今任せていただいている仕事について、一つひとつの精度を高めていきたいです。それができるようになったら、焼き場(焼き物担当)、揚げ場(揚げ物担当)、煮方(煮物担当)など、様々な持ち場に挑戦していきたいと思っています。
- 僕の場合は、まずは今の仕事をきちんとマスターして、コールド料理だけではなくホット料理(火を通す料理)にも挑戦したいと思っています。いずれは先輩たちのように、仲間を引っ張っていける存在になりたいですね。
- みんなすごいですね…僕はまだ明確な目標が定まっていなくて…。日々、目の前の仕事を全うすることで精一杯というか。もっと言うと、大阪での一人暮らしに慣れることで一杯いっぱい(笑)。まずは目標を定めることが目標ですね!
- 焦らなくても大丈夫(笑)。地元民の僕が、大阪のことならなんでも教えるから。またゴハンでも食べに行こう。
- マイステイズ・ホテル・マネジメントは、若手にどんどん挑戦させてくれる度量がある職場です。だからこそ、私も自分から積極的に手を挙げて、お刺身を切ったり、ウナギを焼いたり、いろいろなことに挑戦していきたいですね。まだまだ先は長いですが、いずれは料理長のように人望のある、かっこいい調理師になりたいです!