• 『おいしさ』と『ワクワク感』を提供する、ホテルの調理師

    調理 塚田さん

    2023年新卒採用 アートホテル小倉 ニュータガワ

ホテルのレストランは、テーマパークのような場所

母が調理師の仕事をしていたこともあり、その背中を追うように調理師を志すようになりました。漠然とイメージしていたのは、ホテルで働く自分の姿。私は子どもの頃から、旅行先のホテルで食べるごはんが大好きでした。おいしくて、きれいで、特別感のあるホテルの一皿。私にとって、ホテルのレストランはまるでテーマパークのような場所でした。当社への入社を決めたのは、専門学校の実習で『アートホテル小倉 ニュータガワ』を訪れたことがきっかけです。厨房の雰囲気がとても良く、気さくな人間関係が息づいていて、実習に入った直後から「ここで働きたい!」と思うようになっていましたね。その後、アルバイトとしてもお世話になり、卒業後に正社員として新しいスタートを切りました。配属先は、ビュッフェレストラン『All Day Dining shizuku(オールデイダイニング シズク)』。調理補助の業務からスタートし、最近ではオムレツやパスタといった人気メニューの調理も任せてもらえるようになりました。

お客様の目の前で、ふわふわのオムレツを焼き上げる

店内にはライブキッチンがあり、お客様の目の前で調理師たちが腕を振るう機会が多いのが『All Day Dining shizuku』の特徴です。私が携わっているオムレツも、お客様からご注文をいただき、目の前で卵を割り、具材を混ぜ、フライパンでふんわり焼き上げる工程を楽しんでいただくのが基本スタイル。焼きたてのオムレツをお渡しし、嬉しそうに「おいしそう!」「ありがとう!」とおっしゃっていただけるたびに、ちょっと照れくさく、誇らしい気持ちになります。最初は満足いく仕上がりにならなくて試行錯誤の連続でしたが、先輩たちからアドバイスをいただきながら日々オムレツを巻く中で、徐々にコツが掴めてきました。先日は、調理長が何気なく「形になってきたじゃないか」と声をかけていただき嬉しかったです。現在は初歩的な炒め物ができるようになった段階ですが、今後は魚のさばき方なども練習し、ホテルという空間にふさわしい調理人へと成長していきたいですね。